HIROMI TSUYOSHI

2020-10-09

この1型に

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作れた喜びにあふれる1枚で、手法と素材と技法とが何層にも折り重なっています。

国内は完売しているようですが、HIROMI TSUYOSHIの今季のコレクションで大きな意味をもつ1型なので

ここにご紹介させて頂きます。

いつも納品の時に簡単にではありますが、素材のこと、手法のことを1型ずつ書いて送ります。

今日はその文章をほとんどそのままここにご紹介します。

今年は外出自粛中だったこともあり長めに背景を綴りました。

デザイン画は出ていましたが、普通の麻の生地にカシミヤの天竺で制作しても面白味にかけるし、作る意味がないかもと思っていた矢先の時でした。

ご近所の鎌倉山の招山さんに結んでいただいたご縁です。

生地はmusuburiさんです。

 

 

RM20/008  カシミヤ×カシミヤの家庭機スレッド編みと麻の竹炭染めリバーシブルブルゾン

 

家庭機の編地に竹炭染めの麻を合わせたくて作った1枚です。

カシミヤは番手と形状を変え、2素材のスレッド編みしています。

こげ茶のカシミヤは糸にランダムに撚りの入ったやや素朴な糸、小さな糸屋さんの糸。

黒はストレートの細番手2本どり。

こげ茶の糸の撚りが編地に表情を与えています。

家庭機のニッターで編地のみ作り、ハイゲージのニッターで縮絨とミシンワークをしています。

こちらも高度なミシン技術がこのリバーシブルに活かされています。

竹炭染の麻は1人で生地を作っている生地屋さんのものです。

この麻の生地に出会えたから制作した1型です。

きれいすぎない麻に染める竹炭染、規格内の生地からはずれたところに魅力を感じています。

天然染色のため、クリーニングは不可です。

別紙参照お願い致します。

どちらを表にするかで表情も変わります。

ぜひ麻とカシミヤの経年変化もお楽しみください。

 

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ラックはAntonis Cardew、Aya撮影のパリの展示会でのとても好きな写真です。

 

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2020-08-26

洞察するということ

ヌエ

ここ最近のnouer 札幌のブログに心打たれました。

1枚のニットを手に取ったときに感じたそのものへの深い洞察と、1枚のニットが形になるまでの長い道のりへのリスペクト。

インヴィテーションで、納品で箱を開けた時に汲み取ってもらったHIROMI TSUYOSHIの見ている方向。

ブロブに書かれていたことを読んで、すごく嬉しかった。

自分自身はほとんど制作に没頭していて、コレクションをどう見せるとか、きれいに包むとか(すごく不器用です)

殆ど関与していません。

主にアトリエとパリの素晴らしいチームの力なので殊更嬉しいです。

HIROMI TSUYOSHIは特にコンセプト、ストーリは掲げずに仕事をしてきました。

あるのは、いいニット作る、と国内以外の生産はしないということのみ。

1回、1回、と足元をみて進んできましたが、最近最大の特徴はその作り方にあるのではないかと思うようになりました。

20年近く、またそれ以上同じニッターと1型に向き合う、糸もボタンも全て自分で賄うから自由で、何にもとらわれないで作れる。

小さいブランドだからこそできる贅沢さと豊かさがある。

その少ない量の糸や生地を作って、染めて、手配してくれる人がいる。

なににも代えがたいものです。

 

時はながれます、この先またどのようにどのようなニットが作れるのか、何に出会えるのか今はまだわかりませんが、

楽しみにしたいと思います。

1つの物に出会ったときに、自分なりに深く洞察する、それを素直な言葉で口にするという大切さを感じたブログでした。

 

 

 

 

 

2020-08-21

20COLLECTION Updated

HPH毎日の酷暑ですがお盆を過ぎて夜の虫の音にかすかに秋を感じながら過ごしています。

2020年のコレクションをアップしました。

ニッターをはじめ、1枚を作り上げるのに関わってくれた全ての方に、そしてHIROMI TSUYOSHIの背景が伝わるようにと手間を惜しまずに尽力してくれるアトリエとパリのチームに、感謝の気持ちを込めて始めたいと思います。

出来上がった安堵と興奮が入り混じる日々ですが、この先はそれぞれ素晴らしいショップにお任せして次の製作に入っていきたいと思います。

喜んでいただけたらとても嬉しいです。

 

 

2020-08-01

2020COLLECTION

DSC_07348月に入りました。

まもなく2020 collectionがはじまります。

1年に1度、季節を区切らずに発表するスタイルになって2年目。

型によって、ショップによって8月、9月、21年新春と納期が分かれているものもあります。

HIROMI TSUYOSHIにとって2020collectionは2020年に制作したニット、という捉えかたになります。

 

来週から少しずつ納品作業に入ります。

 

 

 

2020-06-22

23年前のHIROMI TSUYOSHI

ヌエ先日nouer札幌のブログ、愛すべきひょうたんの中で,

東野さんがHIROMI TSUYOSHIの初期のハンドニットを着用してくださっています。

昔のニットをリアルに今のコーディネイトで見られるなんて作り手として、とても幸せです。

東野さんはいつも身につけるものへの愛情を感じます。

コーディネイトも楽しんでいるし、見てると”ああ、服ってやはりいいなあと”思います。

当時の好きがつまった1枚。

時はながれましたが今も同じ作り方をしています。

時代がどんなに変わっても、熟練のニッター達との試行錯誤をくりかえすことでしか作れないもの。

 

またしばらくすると秋冬がはじまります。

 

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2020-04-01

お問合せについて

海ストック、取り扱い店など、お問合せを多くいただいております。

ありがとうございます。

ご返信が戻ってきてしまうケースが稀にあります。

土日を除き、2-3日してもHIROMI TSUYOSHIからのメールが届かない場合は、お手数をおかけしますが

返信可能なメールアドレスから再度ご連絡いただけますよう、お願い致します。

 

 

2020-02-21

展示会によせて

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craftsmanship

 

今日は家庭機について。

家庭機は、昔は家で家族の着るものを作るためにあったような手動の編み機です。

制約はありますが、様々な編地を作ることが出来ます。

HIROMI TSUYOSHIには欠かせない技法のひとつです。

家庭機で様々なテクニックの編地をつくるのは、手織りで生地をつくるようなものであり、素材の適正、色の重なり、

ゲージの設定、機械を扱うテクニックと、あらゆる部分での完成度がないと美しい編地になりません。

そして編みながら目を増やしたり、減らしたり,何日もかけ原寸のパターンに添って複雑な造形を追い、

最後に手ではいで形を完成させる高度な技術が必要です。

1人のニッターが作れる枚数にも限りがあります。

今の時代において、なんとも言えない贅沢さを感じます。

私にとってハンドニットとはまた違ったよさ、無限に広がる作る面白さがあります。

今回は家庭機を中心とするクラフトワークと熟練の縫製技術で形にしたハイゲージニットを

合わせることによって生まれる動き、高揚感、コーディネイトの楽しさを求めました。

クラシカルな技法から生まれながらも、パターンを加えて表現するモダンさ。

そんなニットたちで、1年ぶりの展示会を始めたいと思います。

 

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2020-01-20

Invitation for COLLECTION 2020

InvitationWe are pleased to show you our  new works!

 

Paris

27th Feb – 2nd March

10h-18h

Galerie Martine Moisan

6-8 Galerie Vivienne 75002

 

Japan

17th-19th March

Atelier h20

kamakura

Appointment only

 

Please don’t hesitate to contact us if you have a question.

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2020-01-18

新しい下げ札

hp4

次回の展示会から下げ札を変えます。

さらっとした美しさではない、手仕事の奥深さと強さとアイデアが詰まった美しさになるよう、近づけるように。

という願いをこめて。

製作   PAPIER LABO

先ほどインスタグラムにもあげましたが、一眼レフからの写真の大きさでアップに迷走しました。

失礼しました。

今年はクリエイションも私自身も新しい何かに出会いたいと思っています。

本年もどうぞよろしくお願いします。

 

 

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2019-12-29

2020にむけて

3今年も残りあと僅かになりました。

2019年は展示会を年に1度にするという決断をした年でした。

何かがあったとかではなく、ここ数年の製作の中で自然にたどり着いた結論でした。

デザインの成り立ちと、完成度、大切なものを守るための年に1度の展示会です。

来年その変化が現れます。

いまニッターと今まで以上により注意深く、細部にこだわり、なんどもやり直しをいれながら

完成度をあげる鍛錬をしています。

どのように見せられるのか、素晴らしいものにできるのか、まだいまは途中ですがみんなで

喜んで、かっこいいー、なんて言えるものになればいいなと思っています。

インスタグラムもポストしていますが、ホームページはHIROMI TSUYOSHIにとって大切なツールです。

来年はホームページでもう少し多く、今自分が感じていることなどお伝えできたらと思っています。

最後になりますが、今年も多くのお問合せをいただきました。

いつもながらご温情に感謝いたします。

2020が素晴らしい年となりますように。

I wish you all the best!

 

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